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諏訪遺跡

諏訪小学校
(諏訪小学校)



諏訪遺跡(すわいせき)
昭和50年(1975)の校庭拡張工事にともなう発掘調査によって、諏訪小学校が建っている台地上(だいちじょう)にあった約4,500年前の縄文時代中期のムラのようすがわかりました。
発掘調査で多数見つかった食料を貯蔵するための穴は、理科の実験で使うフラスコのような形をしており、最大のものは入り口の直径が約2m、深さは約1m30cm、底の直径は約3mもありました。
穴の中からは木の実などを割ったり、すりつぶしたりするための石器や、砕(くだ)かれたクルミの殻(から)も見つかっています。
このムラの縄文人たちは、秋になるとドングリ類・クルミなどの木の実や、ヤマイモなどの植物質の食料をたくさん採集してこうした穴に貯蔵し、きびしい冬の生活に備えたのでしょう。
この遺跡の縄文土器には、おなじころ東北地方南部や関東地方、中部地方などで使われていた土器の様相(ようそう)がみられ、この地で各地の文化が交流したようすをうかがうことができます。
また胴の部分を四つに区画して、そのなかにX字状などの文様を描くことを特徴とする土器も出土しており、それらは遺跡の名前をとって「スワタイプ」とよばれています。
発掘調査で見つかった土器は日立市郷土博物館に収蔵されており、そのうちの35点が考古資料第1号として日立市指定文化財になっています。

日立市教育委員会
貯蔵穴諏訪遺跡土器
(説明板より)
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