
長久保赤水の生涯について長久保赤水生存中の85年間は、8代将軍吉宗から11代家斉にあたり、水戸藩では5代藩主宗翰から6代治保にあたる。特に治保のときは文運復興の時代でもあった。こうした情勢下に、赤水は享保2年(1717)に長久保氏来住地、赤浜村字町の五代貞永の庄屋屋敷で誕生した。その後は祖父母・両親・親族の愛護により農民の子として成長したが、祖父母を失い、8歳のとき両親・弟(2歳)・農夫と共に字北...
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